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ヨガの向こう側ーー20th Anniversary☆
2015/10/26節目を感じる2015年です。
終わって始まっていくタイミング。
「おわりのはじまり」。
ヨガをはじめて30年になって
スタジオを始めて20年になりました。
スタジオの20周年イベントは6月7日に済んでいて
感覚的にはもうとっくの昔の出来事なのですが
記念に書いておきたくなりました。
30年もヨガをやっていながらどこにも辿り着いた感じがしないことを
情けないなーと感じる時もありますが
それでも自分なりの壁を破って乗り越えて来たことを誇りにしたいと
記念イベントをやろうと思いました。
まがりなりにも20年が終わって、次の段階に行くときーーー
そんな感じがしていて
自分の中でものすごく大切にしたいタイミングだったのです。
ヨガは、病気を治すとか痛みをなくすとか痩せるとか
外側の整備が主目的でなく、
自分自身のごく内側と対話し宇宙と一体になるための精神的な、
霊的な享受のためのものだということ。
享受することで二次的に治ったりきれいになったりするということ。
それを五感で感じるためのイベントがいいなと思っていました。
やりたかったのは、生の音楽の中でヨガを行じるということです。
私オリジナルの大自然への祈りのヨガーーーと音楽をコラボさせました。
その上でKEYになるのが中庸・まんなか・空という意識。
昨年の「小番今絝・英世二人展」を中心にしたアートとヨガと音楽のコラボで、
生命力を掻き立てる根源の音だと思った
野口浩伸氏のコンガとジャンベを再度お願いすることにし
対極にある音であるクリスタルボウル奏者のなかでCDを聴いてピンと来た
YUGI氏にアプローチすることにしました。
YUGI氏の奏でる世界観がよくわかるような気がしたのは、密教のお寺の住職さんで
彼自らヨギーだったから。
野口氏はシンヨンスクさん、YUG氏は建水歩星さんというそれぞれすばらしいコンビネーションの鍵盤奏者と共に奏でてくださいました。
◆太陽礼拝は野口氏のパーカッション&シンヨンスク氏のキーボードで。
明るくポジティブな圧倒的な光がそれぞれの肉体、精神に流れ込んで、どんどん活性化されていく。
太陽神を見上げながら祝いの宴をする縄文時代の 自由闊達なイメージです。
◆月の礼拝はYUGI氏のクリスタルボウルと建水氏のキーボードで
やさしく、たおやかな、女性的な、やわらかなエネルギー。どこまでも繊細な月のエネルギーが肉体に浸透してゆき、 動きながら次第に月の光と一体化する。 やわらかく溶ける。受け入れる、抱きしめる、育む、微笑む、ゆるやかにただ在る。
◆大地の礼拝はパーカッション&キーボード)20分
男性性と女性性。二極の学びの地・地球。変化変容を遂げようとしている地球ガイアに、 私たち一人ひとりが二極を超え学びを超えて行くことへの 誓いと感謝。輪廻の終焉への誓いと感謝。 リズミカルに大地と大気と海と川と山と地球内部のマグマへの感謝も捧げます。
◆マントラ瞑想(クリスタルボウル&キーボード)
結び。 太陽・月・地球――すべて溶け合った統合された状態。 空の状態。宇宙原理ブラフマンとの出会い。 各自がマントラを唱えトーニングも行うため 第5チャクラも活性化させます。
相神一太先生はうちのイベントには欠かせない方です。
今回も音魂で場の調律をして頂きました。
お集まり頂いたみなさま、ありがとうございました。
夢中で駆け抜けた20年
その歳月のヨガの向こう側に
小さいけれど
たしかな渦ができていたんだ!という驚き。
これでいいのだ!とフツフツ湧く歓び。
これまでをありがとうございました。
これからもどうぞよろしく願い致します。
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