昨夜の遅い夕食時（いつもレッスンが終わってからなので９時頃になります）

娘が面白いことを言いました。

「あれ、なんやったんかなあ。

小さいとき２年連続でサンタさんを見たんやけど」

「へ～そうなんや～」と私。

「今サンタさんが帰ったところやよ」、

ってママが私をベランダに連れて行って

指差した空を見ると、

小さなサンタさんとトナカイさんが

シャンシャンシャンと

帰っていくところだった。それも２年連続で見たよ。

ママ、なんか細工した？」

えっ？

記憶にまったくございません(ﾉﾟοﾟ)ﾉ。

うちではクリスマスイブの前の日に、

子どもたちと一緒に

サンタさんのためにワインとクッキーを

トナカイさんのためにニンジンを歓迎の意をこめて

ツリーの下に置くのが恒例でした。

イブの日は早起きの子どもたちに気づかれないように

プレゼントをツリーの下に置くのと同時に、

ワインを流しに捨てて、クッキーを半分食べるのが私の役目。

ニンジンは、さもトナカイさんがかじったように

乱雑に歯型をつけるのが夫のお仕事でした。

だから夫は１５年ほど決まってイブの日は

ニンジンをもごもご食べながら出社していました。

だけど、小さなサンタさんとトナカイさんをベランダに吊った覚えはないし

そういう凧を上げた覚えもございません(ﾉﾟοﾟ)ﾉ。

「でも、あれは本当にサンタさんだった」

ちなみに娘、もうじき２１歳です。

いろいろ話していて

幼い頃の純粋なスピリットが

見たいものをほんとうに見せてくれたんだろう

という結論に達しました。

家で突然「あのおじいちゃん誰？」と言ったこともあるし

(誰もいないのに。ママぞお～）

空中に浮いているらしい、目に見えないもの（私には）を

「宝物」と言って拾い集めてポケットに入れていたような子ですからね

もともと感性は鋭いです。

なので今、デザインや音楽といった方向に進んでいるのかな。

たぶんサンタさんを見た頃の娘。ビニールプールの中で

ぬいぐるみをお友達に見立てて遊んでいます。(育児日記より）

朝はマタニティヨガに来ている

妊娠７ヶ月のＹちゃんＥちゃんに、

赤ちゃんが空からお母さんになる人を探して

「このお母さんに決ーめた！」ってお腹に入ってくるんだよと

ちょうど話していたところでした。

お腹の中にいた記憶も、その子によっては

空にいたときの記憶もあるそうやよ、って。

娘のサンタさん遭遇もそういう次元のお話のように思います。

なんか、ステキ！

娘にはそういう感受性を大切にしてほしいな

私もそういう感受性がほしいな

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