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豪雨の瞑想。ひと皮むける。
2010/08/02とうとうお月様が現われないまま
ヨガは終了しました。
そのあとN氏が「お祈りしましょう」と
頭の上で合掌されて瞑想を始められました。
わたしも習って頭の上で合掌した途端、
突然、横殴りの激しい雨が降り出しました。
「滝行てこんなん?」と思うくらい
一瞬にしてズブ濡れ。
ヨガに参加くださった方々は懐中電灯を手に
大急ぎで帰って行かれ、
身内までもが民宿に引き上げて
漆黒の浜に残されたのは
N氏とわたし、たった二人。
連日の低気圧で気温も低下していたその夜
タンクトップ一枚だったわたしはガタガタ震え出しました。
寒いから震えているのか
何かに共振してトランス状態なのかわからない。
わからないけど
身体が前後に揺れる、揺れる。
真っ暗闇。呼吸できないくらいの豪雨。遠くで雷の音。
恐怖心が地面から立ち上ってくる。
ギャーと叫びそうになるのを堪える。
こうして40~50分。
N氏の横でお祈りしていたわけですが、
この極限状態のなかでわたしはわたしの内側の変化を
つぶさに見ていました。
面白いので報告しますね。
つづく
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