-
もっかい呼吸のこと
2009/04/23ここんところ生徒さんたちに「ヨガやってて何がよかった?」
と聞いてみたら「呼吸が深くなったこと」という答えが多かったので
もう少し詳しく呼吸のことを書いてみようと思います。
正しい呼吸とは吐くときは横隔膜を上げて丹田をへこませ、
吸うときは横隔膜を下げて肺をふくらませます。
一度やってみてください。
あれっ?
ヨガや呼吸法をしていない方は逆になっていることが多いですね。
間違った浅い呼吸では一回に150ccくらいの空気しか
カラダん中に入ってきません。
そうなると体内は酸素不足になり血液が酸性に傾いていきます。
細胞、神経、内臓に血液が行き渡らず機能が低下し、
老廃物も体内にたまってしまうのです。
特に脳は身体中で一番酸素を必要としているところ!
イライラや鬱症状をはじめ、眼精疲労、記憶力、集中力低下も
脳に酸素が足りないよ~のサインかもしれません。
ヨガをしている人は少なくとも一回に500から750ccの
空気を取り入れています。
浅く弱い呼吸の人の4~5倍やね。
なので、血中酸素が増えて血液が浄化されて、
病気に対する抵抗力がついてくるわけです。
脳に十分な酸素が行き渡れば精神的にも安定します。
カラダの末端までサラサラ血液が流れるので
冷え性だって感じなくなります。
プロポーション的には、深い呼吸から言うと横隔膜、丹田を
動かすので特にお腹周りの脂肪が燃焼されて
メリハリができます。
そうそう、この横隔膜の上下はしぜーんに内臓を
マッサージすることになるので、
便秘、胃病、肝臓病、糖尿病などにもいいんですよ。
一分間に10回呼吸するとして一時間に600回。
すると一日に14400回。一年で5、256、000回 ビックリ
ひゃあ~一回一回の呼吸を大切にしたいよね。
自分を大切にするためにたくさんの酸素(プラナ)を取り入れたいよね。
↑酸素がいっぱいカラダに入ってくると
こんな風にしあわせな笑顔になります