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おにぎりの祈り
2009/08/15最近の朝ごはんは
おにぎりです。
フランスでサッカー指導の研鑽を積んでる
若い友人が一時帰国したときは、
うちを拠点に活動することになっている。
今回もうちにやって来ました。
夜は帰って来たり来なかったりだけど
朝ごはんは一緒。
海外生活が長いと、
おにぎりと納豆と味噌汁が
涙が出るほど嬉しいんだそうです。
わたしのおにぎりは芸術的で
形がまちまちなんだけど、
お塩が効いておいいしいよ。
今朝はおかかと梅干入りおにぎりに、
あさりのお味噌汁。きゅうりのぬか漬け。
仲間と自主上映した映画「地球交響曲」
第一番~四番の中で
私はとくに第二番が好きです。
登場した広前のおばあちゃん、
佐藤初女さんは、
おいしそうな三角おにぎりをつくって、食べさせて
病んだ人を蘇らせていました。
「これを食べて、今日も一日
みんなが自分らしく過ごせますように」
とにぎっていたら、ふぃと
佐藤初女さんを思い出した。
<手を合わせて祈るのは「静」だと思う。
でも、いまここに食べるものがない人や
病んでいる人には直接には伝わらないんですよね。
それによって動くのは「動」の祈り。
私は生活すべてが祈りだと思っているんです。>
<一人一人に神が宿っている。
どういう人と出会う場合も、その人のなかの
神との出会い。>
クリスチャンであり、食を通して
病んだ人の心と身体を癒してきたおばあちゃん
佐藤初女さんの言葉です。
(映画「地球交響曲第一番」のパンフレットより)
なんか突然思い出して何年ぶりかで
パンフレットや著書を読み返しました。
いま、このときが、気づきなんだな。