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実は、体力 ないんです。
2009/04/13実は体力ないんです。
正確に言うと私、虚弱体質だったんです。
生理痛で救急車を呼んだこともあるし、ほとんど一年中風邪を引いているし、
通学途中で貧血で倒れて駅長室で休ませてもらったことも多々。
ちょっと走ると肩でハアハア息。嫌いな体育の授業はどのようにサボるかばかり考えていました。
あー思い出した! 中学三年のクラス対抗水泳大会。
なぜか選手に選ばれた私ですが、息継ぎが出来ないため25m泳ぎきったことがない
という事実を、誰も知りませんでした。
ごくたま~に、無呼吸で必死にバタバタして23m位にまで達することもあったから、
みんな泳げると勘違いしていて。。
あーいやだあ、出たくない、と悶々とするのに、とうとう「泳げません」の一言が言えなくて、
大会当日、布団かぶって一日中寝てた、あの苦い思い出。。。。
ひでえ奴。
それくらい運動嫌いの私でした。
(この件に関しては罪の意識が20年続き、後年、同窓会でクラスメイトに謝りました。みんな笑って許してくれました。)
大学の頃ものんべんだらりと好きなことして遊んでばかりで
現在のイメージであるらしい「体育会系」とはまるで違う不健康少女でした。
社会人になってからはまず、朝決まった時間に起きて決まったところに行くということが
ストレス、バブリーな時期だったのでオジサンたちの接待がストレス、
残業で毎日終電で、恋愛でも悩みは尽きず、もうストレスまみれ。
で、気づくと、肩こり、腰痛、視神経の過労、偏頭痛、生理痛、ストレス、
動悸息切れ、下痢と便秘の繰り返し、激太り。
こんなことしてたら、死んでまうー!
危機感と共に、身体にいいことしなきゃと気づいて、
健康によさそうな習い事を探して、
一番近くにあったヨガ教室に、手っ取り早く行き始めたのです。
身体中コチコチで、当時の私のヨガ姿はロボットみたいでした、たぶん。
立ち前屈も膝までしか指先は届かなかったです。
初めてのレッスンでは少し動いただけで私の呼吸が荒くなったので
担当の講師の方が飛んで来て、休むよう言われたのを覚えています。
おまけに、その日は熱が出ました(体力のない人の筋肉痛の一種)。
サイアクですね
でも続けているうちに次第に身体は柔軟になり、体力もついてきました。いつのまにか
不快な症状もなくなりました。
私たちの身体には約430の骨格筋(筋肉)があると言われていますが、日常生活で
使われるのはほんのわずか。ヨガのポーズでは「こんなところに筋肉があったの?」と
びっくりするような箇所を動かします。
あらゆる筋肉を動かすことで血流がよくなり、全身がほどけてきます。
すると深い呼吸が出来るようになります。代謝がよくなります。
深い呼吸はリラックス→ストレス解消の第一歩ですし、
代謝アップはデトックスとダイエットの大切な要です。
また重要なこととして、良質の筋肉は骨を守る、ということがあげられます。
建物にたとえると、基礎工事が骨盤で、大黒柱が脊椎(背骨)です。
骨盤がアンバランスだとその上の脊椎もアンバランスになります。
脊椎は頚椎、胸椎、腰椎と24個の骨から構成されていて、それぞれに関連した内臓や細胞各器官があり、
骨に異常が生じると実は、内臓まで影響を受けてしまうのです。
ですから、健康な骨、内臓・・細胞を保つには適度な筋肉が必要なわけですね。
私の場合も筋肉が眠っており未開発な状態だったので(要は筋肉がない)、
骨が歪み捩れて様々な症状を引き起こしていました。
骨盤が歪んだために生理痛、腰痛、下痢と便秘の繰り返し、体重増加。
骨盤の影響で脊椎とくに頚椎がダメージを受けて、視神経の異常や肩こり、偏頭痛、動悸息切れ、ストレ
スなどにつながっていたのです。
ヨガをすると、上記のように
たくさんの筋肉を動かすことで呼吸が深くなり、骨格、内臓はじめ各器官の働きが正されて、
私がもっていた不快症状レベルなら、比較的早くなくなります。
あれから23歳年齢を重ねましたが、今のほうがだんぜん体力があります。
ヨガやってて、ホントによかったよ~
もし、身体が硬い、体力がないとヨガを始めることを迷っている方がいたら
もったいないです。
でも私が長年続けてきたヨガの魅力はもっとちがうところにあります。
これからゆっくりお伝えして行きますね。
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