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寝るのは好き
2009/04/15人間の身体って、上下に伸び縮みするか、左右に倒すか、ねじるか、前後屈するかしか
動かしようがないんですよね。
この組み合わせによって、または動かす部位によって、何千ものポーズが生み出されたわけです。
インドの歴史はすごいです。
20代で虚弱体質OLだった私は、そういうわけで、例のごとくサボりサボり
やる気があるんだかないんだかわからない感じででオズオズとヨガを始めました。
でも初心者でも気に入ったことが一つだけありました。
それは、そう、はいみなさん御一緒に!
シャバアサナヽ(゚◇゚ )ノ
ヨガでは筋肉を動かした
あとには必ず、
筋肉を弛緩させるために大の字になって寝ます。
これをシャバアサナというのですが、真のリラクゼーションを体感する上で
一番大切なものです。
めいっぱい活動した日の夜、わあ!お布団だあ~!とベッドに飛び込む開放感と
気持ちよさによく似ています。
しんどいことをした後に寝て休めるから、体力のない私にもなんとかなるかも
と思えたのです。
ただ最初のうちはロボット状態の身体でしたから、寝ていてもうまく力を抜くことができません。
力を抜いてリラックスするコツを知ったのは半年くらいしてからでしょうか。
他のことを考えながらいい加減にポーズをしても、その後、安らかなリラクゼーションは訪れない。
下手ながらも硬いながらも一生懸命ポーズに集中したときだけ、
全身の力が抜けて穏やかで気持ちのいいシャバアサナができるんだ。そう気づいたのです。
人は朝日が昇ると起きて活動し、夕日が沈むと休む。
これが自然のリズムですね。
このリズムが乱れて自律神経の不調和を起こすことが多いです。
広告代理店で企画制作の仕事をしていた私も一日中仕事のことが頭から離れず
常にピリピリ緊張していたのです。緊張と弛緩。このリズムがなかったのです。
オンオフの切り替え。
やるときゃあやる!休むときゃあ完全休む!
ヨガによって学んだ↑はいまや私にとって座右の銘ですねえ。
オフの日、たまたま自宅を訪ねてくれた生徒さんたちは私の姿に度肝を抜かれるそうです。
子どものお古のぼろぼろのジャージを着て、ボッサボッサの頭でノーメイク。
休むときゃあ完全休む!の決意表明なんですけどね。一ヶ月に一日くらいしかないのが辛いとこです。
さてシャバアサナはリラックスすればするほど
免疫力、回復力、自然治癒力が高まってきます。
がん細胞をやっつけるNK細胞が増加するとの研究データもあるほどです。
働く女性はもちろん、家事や育児に追われている主婦はとくに自分の時間が持てず
オンオフの切り替えどころではないと思います.
だけど、30分でもポーズとシャバアサナを繰り返していただきたいなあと思います。
きっと最高のリラクゼーションとともに明日への活力が湧いてくるから。
STUDIO YOGA-FINE!
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