• 月物語 ②

    2015/03/05



    この人はヴィションフリーゼのサムさんです。
     

    サムという名はサン(太陽)and ムーン(月)の略です。

     

     

     


    スタジオ ヨガ・ファイン!は、これまで「太陽礼拝」を中心において

     

    ヨガレッスンをして来ました。

     

    ハタヨガの太陽礼拝は私の師匠の師匠が生み出されたヴィンヤサですが

     

    アサナ構成がすばらしく、ものすごく気持ちがいいので

     

    生徒さんたちはもうやみつきになるくらい大好きになりました。

     

    私も大好きな動きの一つです。

     

     

     



    でも、ここへ来て疑問が浮かんで来ました。

     

    太陽と地球と月のトライアングルが、ここ地球で生きることの

     

    私自身の見えざる根底になっているというのに

     

    太陽への祈り

     

    地球への祈り

     

    のヨガはたくさんするのに、月は?

     

    月への祈りのヨガ(月の礼拝)は年間通じて少ししかしていないことに気づきました。

     

     

     



    太陽は明るさ、逞しさ、積極性、推進力など男性性を顕します。

     

    月はやわらかさ、やさしさ、受容性、育む力など女性性を顕します。

     

     

     


    これまでの13000年は男性性優位の世の中で

     

    男性的な推進力が良しとされて来ましたが

     

    宇宙的空気はもうとっくに女性性を大切にする流れになっています。

     

    そのことに、遅まきながら肌感覚で気づきました。

     

     

     


    男の人に負けないように女性の部分に覆いをして頑張る時期は過ぎましたね。

     

    私なんてバブル時期に社会人になりましたから

     

    弱くて、やわらかい「月」の部分を隠して、活動的な「太陽」の部分を

     

    全面に押し出して生きて来たようなところがあります。

     

    そういうのは、もうしんどいね、やめようね

     

    をみんなでシェアするための月のヨガでもあります。

     

     

     


    実は私、男性全般に対して、かすかな「怒り」があることに

     

    気づいています。


    これは個人的な感情でなく、多分、人類全体の根深い

     

    カルマなのだと思いますが、

     

    どちらが上とか下とかでない、主従の関係でない

     

    やわらかくやさしい男女の共鳴共存の世界をつくって行くのに

     

    月ヨガ、必要でないのかと

     

    壮大に思考を回したりもしています。




    3月20日(金)19時~

    春分の日の新月を感じながら



    浜寺公園で月ヨガを致します。

    どうぞご参加くださいね!

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