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岩のてっぺんで星を見るわたし。
2010/08/09結論をひっぱているつもりはないのよ。
整理しながら順を追って書いてると
こうなっちゃったのです。
やっと核心部分に入ります。
夜、ヨガをして
わたしの<根源の場所>を感じ直してみたら
もう少し、島の北側ということでした。
翌日早朝に
またまたN氏にお付き合いいただき
朝陽の上る方向に自転車を走らせました。
<根源の場所>に
行き着くことができれば
迷いなく「あ、ここだ」とすぐにわかるのだそうです。
昨日もかなりのポイントを回りましたが
「ここかなあ、ちがうかなあ」の繰り返しで
終いにはわけがわからなくなっていました。
昨日の場所より少し北側というわたしのヒントで
N氏には思い当たった場所があるようでした。
そこは原始の頃の人々が瞑想をしていた場所で
N氏が発見、解明されたポイントだそうです。
ジャングルを入った先
海に面した岩場を下りていくのですが
枝につかまり、枝葉の隙間を、
ヨガをする方はご存知のポーズ、シャクラアサナをするくらい
上体を反らさないと進んでは行けません。
行き着いたところは、海に面した崖の上で、
ちょうど巨大な岩の上部が屋根のように突き出ていて
雨風を凌げるようになっていました。
目の前にも大きな岩があり、
岩と岩にはさまれた横に細長く2mほどの平らな場所は
風が左から右へとたえず流れていく心地よい場所でした。
そこに腰を下ろして静かに瞑想をしました。
あー気持ちいい。
ここでなら、いくらでも瞑想できるなあ。
原始の人々もここで瞑想してはったんやなあ。
と目の前の大きな岩を見上げた瞬間。
そのてっぺんに立って満天の星々を眺めている
かつてのわたしを思い出してしまったのです。
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岩のてっぺんを指差して
「わたしの根源の場所はここですね」と言ったら
N氏も「そうですね、ここですね」。
シータでイメージした通り
岩のてっぺんは直径2mの楕円形でした。
「ここだ」というまぎれもない自信。
右上に視線を向けると北極星
左に向けると沖縄本島のせいふぁうたぎ
岩の上にいるイメージをしてみる。
煌く無数の星なかで、たった一つの星を
見つめているわたしがいました。
宇宙の一点からの光のリボンが
岩の上のわたしのもとへ降りて来ている。
<根源の場所>は、地球人としてわたしが始まった場所だと
それまで理解していたけれど、
実際に行き着いてみると、
その遥か遠く、宇宙でのわたしの始まりにまで届いている
無限の拡がりと、包み込まれる感触がありました。
「わたし、シリウスから来ました」
当然のようにそう思いました。
「そうですね。ここで夜空を見上げて
シリウスを懐かしんでいたんでしょうね」
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すーっと吹き抜ける精妙な風。
「いま、風が変わりましたね。
あなたの出した答えは正解だということです」
しばらく呆然と岩のてっぺんを見つめ続けるわたしでした。
つづく