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ジャングルを行く。
2010/08/09今回わたしは久高島に
<根源の場所>を探しにやって来た
とN氏は言われました。
<根源の場所>の探索に行く前に
おおまかな場所を設定しました。
「それは、どれくらいの広さの場所ですか?」
とN氏。
シータヒーリングでコマンド。
「どれくらいの広さの場所か教えなさい」
やって来た感じは、直径2~3mの楕円形の場所。
ええ~~~っ!
いくら小さな島とはいえ、たった2~3mのスポットを
どないして見つけるのぉ~~。(半ば、やる気失せる)
「では、島の東側ですか、西側ですか」
「南ですか、北ですか、真ん中ですか」
N氏の質問のたびに、わたしはコマンドし続け
ーー島の西側海岸線、真ん中よりも北よりーー
だいたいの位置は絞られました。(でも半信半疑)
<根源の場所>と聞いてわくわくしましたが
なんだか雲を掴むようなお話で
現実にそのような機会が迫っているとは
このときはとても思えなかったのですね。
わたしが感じた場所は遺跡で
いつの時代か、どのような人たちが住んでいたのか
島の方たちにも解明されていない場所。
滅多に人が入らない手付かずのジャングルだと
いうことです。
そこは
地面はたぶん何千年もの枯葉が集積し
怪しくフカフカで。
植物が空を覆っているから怪しく暗い。
マングローブやがじゅまるの枝や根っこが
伸び放題で。
枝を曲げたり払いのけないと前へ進めない、
ときには歩腹前進で。
わたしの全身は傷だらけのローラ状態です。(わかるかな)
ところどころに城壁跡があり、
ときどきN氏が「そこに古代のおばあさんが座っておられますね」
と言ったりするのでギョッとする。
「なんとなく気になるところへ進んでください」
ということで数時間、ジャングルを彷徨ったけれど
なんだか疲れて泣きたくなってきました。
極めつけは「ぼくは根源の場所を探すのに5年かかりました」
というN氏の言葉。
えええええ~~~っ!
島生まれ島育ちのN氏でさえ5年も費やしてやっと見つけられた<根源の場所>。
よそもんのわたしが、明日帰るまでに見つけられるわけないや~ん 涙
(完全、やる気喪失)
「ほんとうにこの場所でいいのか
今夜、月の祈りのヨガをしながら感じなおしてみます」
と言ったのは、いっこくも早く宿に帰って、
海ぶどう丼を食べたかったからです。
つづく
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