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オカンにしあわせをありがとう。
2010/02/02今年の高校サッカー選手権は
山梨学院が全国制覇をしました。
国立で闘うチームは氷山の一角で、
紙一重で悔し涙を飲んだ高校生が
どれほどいるか。
うちの坊主もその一人です。
もうすぐサッカー部の送別会があるので
息子をはじめ三年生全員に
三年間の写真をプレゼントしようと
ここんとこプリントする毎日。
ほんで、泣いてんのよ、わたし
ず~っと。
中学の卒業式が済んですぐに親元を離れ、
上下関係の厳しい世界に飛び込んで、
練習で毎日吐いて
ときには血尿を出して
それでも歯を食いしばって
練習してきた坊主たち。
全国大会目指すからがんばれたのに
その夢は寸でのところで叶わなかった。
「腹減って寮に戻って冷蔵庫開けても
何も入ってへんねん」
と言ってたのを思い出します。
寮の冷蔵庫には自分が買って入れない限り
家の冷蔵庫のように食べ物が補充されてないんよね。
当たり前のことに親子でしんみりして
おいおい泣いたのは3年前。
インフルエンザになって
寮で一人で寝てる16歳を思って
心配で眠れなかったのは2年前。
まだたった18歳なのにサッカー人生12年。
よおがんばったなあ。
あと少なくとも4年は続くけど
これまでも、これからも、
ずーっとサポーターのオカンです。
いっしょに歓んで、地団駄踏んで、涙して。
いっぱい愉しませてもらってありがとう。
全国の高校生フットボーラーのみなさん
お疲れさまでした。
それぞれの光輝く新しい道を
意気揚々と歩いてください。
みなさま、最後まで読んで下さってありがとう。
勝手に写真載せて
息子に怒られるかも知れないです。
次見たとき削除されてたらそういうことですので
よろしくお願いします。
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