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びびでばびでぶー。7回目の久高島。
2013/04/22
今回の久高島旅行も
てんこ盛りの気づきがありました。
訪島は7回目になるのだけれど
今まで知らなかった島の顔をたくさん見ました。
いつもは満々の海水のいしき浜も
潮が引くとまったくちがった姿になります。
浜から200mほど先に長いリーフがあるそうで
引き潮になると道みたいになって、ずっーと島の周囲を歩いて行ける。
沖から見るいしき浜。
月から見る「地球の出」
を,ユーチューブで観たときもそうだけど視点が変わると
ガラリと世界が変わるね。
わたしのなかの世界がぐらり変わることを
予兆するような景色に初日に出会ってたんだな、と今さらながら。
素敵な写真をたくさん撮ったのに
なぜか一日目の写真しかWEBに乗せられない。ザンネンだけど
OKな写真だけ紹介するね。
「また来たね!」と歓迎してくれたおばあの笑顔はいつも通りだったけれど
「島生活8年で、やっと執着が放たれて脱出できるんだ!」と言った男性の声を
「あ~そういう捉え方もあるんだ」と聞き入る。
新しく島に入った若い子たちもいて
テント生活3か月の女の子は「自然といっしょに生きるのがいいよね」
と、拾って来た石や貝で曼荼羅を楽しそうにつくってた。
この日は「浜下りの日」と言って
仕事しないでみんな遊びましょうーの日で
島の食堂「とくじん」もお客さんがいっぱいで
悪酔いした海人に
「島には仕事がない。どうやって子ども2人を育てて行けばいい?」
とからまれた。
「いったいどこが良くて来てるのさ?」と聞くもう一人の海人。
だけど子どもたちはひとかけらの陰りもなく
まぶしいくらいに明るく元気に挨拶してくれる。
高齢化が深刻で農作物の収穫が2分の1になっていると
教えてくれたおじい。
古来の農法を再現して
畑の真ん中に天と地を繋ぐアンテナを立てたシャーマンには
宇宙原理に基づくたくさんのことを教えていただく。
ハイヒールで浜を歩く、観光の女性。
「ここで瞑想して星と話せるようになった人がいるよ」
とパワーポイントに連れて行ってくれた地元NPOの彼。
相反する、いろいろな声と感情を知り
いろいろ感じていたら
渦にはちゃんと意味があって
わたしも うずのなかにちゃんと入ってるなあとわかる。
そして、
ふつうでも外の情報が遮断されているような島で
関西での地震を人づてに聞き
家族や友人と連絡が取れないひとときを味わったことは
とても大きな体験で
やっぱり久高島というところは
びびでばびでぶ~の島だなあ。と、思ふ。
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