-
出しきる生ききる
2009/09/03恐怖心って誰でも
持っているものだと思うのです。
みんな少なからず気づいてる。
逃げずに受け入れて
そこから開放されたいと
頭ではわかっていても
長年の癖はクセ者だ。笑
周りの人のせいにしたり、
環境のせいにしたり、
あきらめたり、攻撃したりして
スタコラサッサーと、
逃げるほうが楽だもんね。
だって、
傷つくのが怖いし、
未知のものが怖いし、
失敗が怖いし、
プライドを壊されるのも怖いし。
わたしだってそうです。
お仕事に対しては、いつもイケイケどんどん
すんごい楽観的ですが、
プライベートでは心配性の母ちゃんだったりします。
だから、みんな一緒。
とてもよくわかります。
わたしは、この「心配症の母ちゃん」の部分を
しっかり見つめて感じて受け止める
ことを意識してやってたら
バカバカしくも面白れぇな、わたしの中
って思えるようになってきて、
どう心身をつかえばいいのかが
ちょっとずつわかってきました。
ヨガの古い文献を読み返していたら、
「出しきる生ききることが、ヨガ」
という一説を見つけました。
「完全に生ききる生き方とは、
十全に自分のもっている心身及び生活の
全能力を出し切ってしまう生き方をすることです。
出しきる工夫を積極的生活といいます。
出しきる心の中心となるものが
愛の心、他のことを思う心であります。」
全エネルギーをつかってヨガアサナをしたときに
訪れる、大解放のシャバアサナ。
ヨガをしているわたしたちは、
いつもいつも、この練習をしています。
これを全生活にあてはめて応用していくことこそが
ほんもののヨギー。
全能力で事に当たれば(出しきれば)、
訪れるのは安らぎ。恐怖心も軽くなる。
そうなれば
結果なんてどうでもいいんだよね。
わたし、全能力を駆使して生ききりたい。
愛のケチんぼにはなりたくねえべ。
一緒に手をつないで
そんなふうにみんなで歩んで行きましょう。
オジサン雲もそーだそーだと
言いました。
ヨガで自分を生ききる- PREV
- いいよなあ、人間って。
- NEXT
- 月の物語