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いいよなあ、人間って。
2009/09/01ご無沙汰している間に９月になりました。
ちょっと、ここんとこ忙しくてＰＣの前に
座れなかったのですが、
人間って面白いなあ
愛すべき存在だなあ
という体験をいろいろしていました。
たとえば、
生徒さんのＺさんは、四十肩で、
肩が痛くて腕が上がらない。
レッスンのときも、痛いポーズがいろいろ
あるので、
「無理しないでね。とにかく呼吸だけは深くして」
と声をかけていました。
ところがＧさん、少し前に階段を踏み外して
足首を捻挫してしまいました。
痛みの強い足首のほうに意識が集中して、
肩の痛みは感じていないようでした。
「肩のほうは大丈夫？」
って声をかけると、
「あ、忘れてた！」って。
おもしろいでしょ。
人間ってね、
より強い刺激に反応してしまう。
同じ時を生きていても
どこにフォーカスするか
どこにエネルギーをつかうか、で
現実はちがってくるんだね。
肩が痛いか
足首が痛いか。
できれば、イタイイタイじゃなくて、
毎瞬すてきすてきにフォーカスできれば
ばら色なんですけどね。
ヨガレッスンの時間のたとえ３０分でも
いまに集中できれば、
軽い痛みや悩みならクリアになる。
音楽でもそうですね。
ライブの間中、他のことを考える余地がないほど
愉しんで、そのときに集中できれば、
フレッシュな自分が出てきたりする。
本当のことを言えば、
ヨガの誘導は結構簡単に誰にでもできるものです。
いまに集中して、イタイもシンドイも
忘れてしまえる時間と空間。
みなさんに、いかにそれらを手渡せるか。
それがヨガをお伝えする側の力量だと思いますね～。