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苦手やねんけど。
2011/01/26うちのキッチンには
ピカソのこんなリトグラフが架かっています。
お母さんが赤ちゃんに母乳を与え育むように
日々のごはんをつくりたい。
そう行動できる自分へと育ってゆきたい。
という希望の現われです。
もともとわたしは家庭的な人ではないのです。
家事全般も苦手です。好きか嫌いかと問われれば嫌いです。
ダンナの白いシャツがピンクに染まって
「かわいいやん」で済ませようとしたり
おうちごはんが10日続くと
パーッと飛び出して
外食したくてたまらなくなったりします。
やらなくて済むものなら、一切やらないと思います。
刺激にさらされて、外で活動することのほうを
面白いと感じるタイプだからです。
これはもう仕方ない。
「家事行動」を無理やり好きになるのは困難なので
子どもたちが赤ちゃんの頃に母乳を飲ませながら
健やかな笑顔を見下ろして至福を感じたように、
家のなかを整えたり、おいしいものをつくることで
だれかの笑顔ややすらかな表情に接したい
そっちの、いわば「家事動機」のほうを育てるしかないな
と飾った絵なのです。
「ちゃんと育っているか?」を
キッチンの壁から毎日問われ続けた、長い年月。
いまでも家事に対して「いややわ、嫌いやわ、しんどいわ」と
思いますが、なんとかやっています♪
結局、「家事動機」を強くすることは、
わたしにとって母性や愛を拡大して行くのと
イコールだと思うのです。
これからも問われ続けることと思います。- PREV
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