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ガジュマルの樹と沖縄ライブ。
2009/08/10青い空と青い海だけではない
沖縄を伝えたい。
沖縄民謡の古我地さんと
シンガーソングライターの佐渡山豊さんと
がじゅまるの樹を撮り続けている写真家小町剛廣さんと
大阪に住む沖縄出身の「がじゅまるの会」の方々が
コラボしたライブに行ってきました。
ガジュマルの樹の大きな写真パネルに
囲まれた空間で、
唄と語り。三線の音と波の音。
笑いと涙。
戦時中に内地へ行ってしまった恋人を
生死も知れずに待ち続けた女性たち。
親から叱られて隠れるのは
がじゅまるの樹の窪み。
いつまでも寝ているとガジュマルの精霊
キジムナーに脅かされて飛び起きた幼い日。
おばあからの教えは、
「親の教えは身体に染みつけろ。
幾つになっても親は親」
人種差別の人間動物園。
琉球民族の文化を否定された大阪での生活。
深いところに悲しい記憶があっても
根太く、のびやかに生きる。
縦横無人に枝を伸ばし
枝からも根を張る生命力。
琉球の血がきっと
がじゅまるの樹に反映されている。
ふるさとは青い海でもない青い空でもない
「これなんです」と写真を指差した
沖縄民謡の古我知さんです。
私、沖縄には7回くらい行きました。
3回目に行った17年くらい前、
アメリカ軍基地のあたりで息がつまって
l呼吸ができないようになったことがあります。
20年前から沖縄は観光地として大変革を始めた
と聞きましたが、
その渦中だったからかも知れません。
とくに古我知さんは魅力的な人でした。
人の中身はやはり外側に溢れ出します。
三線のリズムで踊るのを
楽しみにしていましたが、
車椅子の方を気遣かわれて
静かに安堵感いっぱいに
終わりました。それはそれで、とてもよかった。
このライブはアメブロ記事で紹介いただきました。、
そらさん、ちいさんです。ありがとうございました。
行けて聴けて感じることができて幸せでした。
そらさんのブログ http://ameblo.jp/sora-ni/
ちいさんのブログ http://ameblo.jp/quanyin-chii/
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