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初めての分離意識は4歳のとき。
2013/09/304歳のときに
トイレで用を済ませたあと
トイレの窓から広っぱを眺めていたときに
それはふいにやって来ました。
「わたしって誰?」
「わたしって何?」
という、幼稚園児にしては果てしなく壮大な疑問。
その答えを探そうとして
まじまじと自分の腕や足を見下ろして
そこで初めて
肉体があるってことに気づいて
ひっくり返るかとおもったほど
驚いたのです。
「個」として肉体を持つ自分を知り
愕然としました。
たぶん、その時に分離意識をはじめて認識したのだと思います。
鮮明な記憶。
それからずっと肉体をもつわたしは不自由でした。
感情、思考とわたしの身体は直結していて
すごく繊細に反応したから。
繊細で感受性が鋭敏であることを自分の中で嫌っていたわたしが
辿り着いたのがヨガだったのです。
もう30年近く前のお話ですけれどね。
肉体を動かしながらも
その実、肉体の存在を忘れて魂だけとなる。
そこに惹かれたのです。
案外ヨガに携わっている方は同じような体験を
している方が多いのかも知れません。
さ、明日から10月。
すでに分離から再統合の世界ですね。
4歳のわたしに「よかったね」と言ってあげよう。