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「ある」けど「ない」。
2012/05/15こんばんは☆
スタジオ ヨガ・ファイン!のsatomiです。
この前の「ある」とか「ない」とかの
お話の続きになりますが^^
たとえば胃の調子の悪いときには
「胃」を意識し
身体の中に、胃は確実に「ある」。
「腰」が痛いときも
まぎれもなく腰は肉体のここに「ある」と意識する。
だけど、すこやかな体調のときは
胃の存在を意識することも
腰の存在をありませんから
「ある」けど意識の上では「ない」んですよね。
「これが問題だ」と意識したときに
問題は生まれ、「ある」になる。
「ある」と「ない」は表裏一体で
すべて「ある」とも、
すべて「ない」とも言えますね。
アサナも呼吸法も呼吸深く
わたしたちの周りに「ある」空気を意識して
空気に満たされる肺や肉体を意識して行いますが
ほんとうに瞑想が深まったときは
ほとんど息はしていません。
空気が「ある」ことも
呼吸をする自分が「ある」ことも
なくなっているからです。
「ある」に満たされながらも「ない」状態になってゆくのが
ヨガだと、そう思いますし
これからのわたしたちの目指すところだと思います。
写真は元伊勢 籠(この)神社です。
お伊勢さんと同じ紋ですね。
伺ったとき、やはり幕がひらりひらりと舞って
歓迎くださったと思いました。
籠(この)神社の奥の宮が真名井(まない)神社です。
籠神社から歩いて10分くらいのところにあります。
ここではずっと手足がピリピリしていました。
今から思うと、あんまり息をしてなかったのかな。
瞑想状態だったのかな。
天照大神の盤座。
大綿津見神。
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