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羽根をはばたかせて
2012/03/03背中に羽根が生えてるのかな?
と、うしろに回って確かめたくなる人を
わたしはそんなには知らない。
数少ない羽根の持ち主は、マクロビオティックを教えて頂いていた
相神多木子先生です。
お料理は四季折々の旬と健康を考えた、アイデア溢れるおいしさですし
薬剤師であり栄養士であり、生食協会で尽力され、70歳前まで全国を飛び回られて
立派なお子さんを三人育て上げられて。。。
これだけ思っても女性として素晴らしい先輩なんだけど
わたしが憧れたのは
ふわふわ羽根をはばたかせて大空を舞うような
ピュアな波動と
上も下も、善も悪もないよ、とすべてに対して扉を開けている
魂の器。
ご一緒していると
感染してわたしもぴょんぴょん舞って、ドバーッと扉が開く。
でも
とつぜん、天に還られてしまった。
インストラクターレッスンのときに、瞑想して
多木子先生に向けて、みんなで光をおくろうとしたら
ラベンダー色の大きな羽根が舞って降りた。
「あ、多木子先生の羽根や」と思いました。
「来たよ~」と教えてくれはったんやね、とあとでみんなで話しました。
お別れの会では大勢のお弟子さんたちが参列され
すばらしい指導者なのだと改めて思うし
「美しい心の人は召された顔も美しいと、我が母ながら思いました。
どうぞ、みなさん会ってやってください」と
実の息子さんに言われるなんて、
先生はなんて幸せなお母さんなんだと思う。
やっぱりわたしの憧れであり、目標の人です。
ショックで体調もあんまりよくなかったわたしですが
今日の空を眺めて、多木子先生の羽根みたいな雲を見つけて、宇宙を感じて
もう大丈夫だ。
お名前の通り、天でも大きなミッションを果たされるんだろうなあ。。
相神多木子先生、出会ってくださってありがとうございました。