インド🇮🇳ベンガロールのsVYASA大学には、世界各国からYOGA TEACHERが学びに来ていました。
「どこから来たん?」
と聞いて返って来た答えが、
ロシア、ブルガリア、イタリア、タイ、ミャンマー、モンゴル、チュニジア、ケニア・・・・。
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併設されている大学病院では、アーユルヴェーダとヨガによる病気の治療が行われています。私は今回精神科とリウマチ科のヨガクラスを体験させていただきました。こうした生理学的学びはもちろんですが、「ヨガが伝えるしあわせってなに?」の答え合わせが出来た16日間でした。
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本校の母と言われるスバドラジ先生の講義では
「神と共にいるのになぜ不安になるのですか?」と言われました。
神、と言われても特定の神への信仰を持たない多くの日本人にはイメージしにくい。私もよくわかりません。
けれど、続いて言われた「形ある神々の向こう側に、形のないたった一つの意識・神があります」を理解するのは、日本人にとって得意な感覚だと思いました。
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神の姿形はイメージできないけど、森羅万象すべてに合掌する私たち日本人の神への捉え方。八百万の神の向こう側に存在する壮大な意識は感じることが出来る。
スパドラジ先生はヨガ哲学のプルシャ、ブラフマンのことをおっしゃっているのですが、
日本人の目線からは
つまり、小さい頃おばあちゃんが良く言ってた「お天道さまが見ているよ」「自然さんに感謝しましょう」というその感覚ではないか、と思います。なんかわかんないけどご先祖様を含め大きな存在に見守られている感覚。
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心身の健康がほしいのも、人から良く思われたいのも、お金がほしいのも成功がほしいのも、不安から逃れたいからだとしたら、極論すぎると思われますか?
私のオリジナルヨガに、特定の感情別に硬化・緊張する部位をゆるめるhugmeyogaがあります。お天道さん意識を深め、足りない、完全ではない、まだ幸せではないという思いを溶かしていつも安心して生きてるよ、となったら最強です。
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そうそう、外側で何があっても安心の海に泳ぐのがヨガだ。と改めて思いました。
だから意識的であろうと無意識であろうと、7つの海を安心安全の海にしたいと思って、世界各国からYOGA TEACHERが集まっていたと捉えたいです。
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またまたインド哲学の熟達者バカボンのパパ、登場です。彼はこのように言ってます。
「わしはリタイヤしたのだ。すべての心配からリタイヤしたのだ。だからわしは疲れないのだ。どうだ、これでいいのだ。やっぱりこれでいいのだ。」
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今年もスタジオヨガ・ファイン!と繋がっていただきありがとうございました。
2026年もよろしくお願いいたします。どうぞ佳いお年をお迎えください。