Interviewインタビュー

  • 山田美月さん&和田夏音さん
  • ~受験と就活~

    ヨガがあったから
    ハードルを跳び超えて
    新しい次元に着地できた。

    北野田スタジオ

    山田美月さん&和田夏音さん

教育へのヨガの貢献度が、インドではとても高いです。肉体的レベル・知的レベル・精神的レベル・感情的レベル・霊的レベルと統合的な人格形成がヨガによって可能であるとされています。
知的レベルに偏りがちな日本の受験や就活の時期に、ヨガを取り入れることはどういう恩恵をもたらすでしょうか。大切な節目を、ヨガとともに歩んだお二人をご紹介します。

●山田美月さん(北野田スタジオ)

母につきあって始めたヨガ。
劣等感や面倒だなと感じることも

美月さんがヨガを始めたのは高校2年生のとき。お母さんと一緒にスタジオヨガ・ファイン!のレッスンに参加しました。その後、大学受験や 就職活動といった大きな節目をヨガと共に過ごされ、ヨガを深く知るにつれて向き合い方も少しずつ変化していったそうです。今年の春に社会人となった美月さんにお話を伺いました。
「レッスンに通い始めた当初は、高校2年生で、正直母の趣味 につきあっている、という感じでした。体が硬くて、思うようにポーズをとれないことに劣等感を感 じたり、学校から帰って食事をしたあとに夜のレッスンに出かけるのがしんどいな と感じる日もあって…。」
そんな美月さんでしたが、高3のときに、お母様がお仕事の都合でスタジオを退会されることになりましたが、一人で継続することを選びました。

焦りや不安や脳の疲れもリセットして、
集中して勉強。
第一志望の大学に合格!

「母からレッスンに続けて通うかどうかを尋ねられたとき、続けると答えました。その頃は大 学受験 も控えていて、焦りや不安が常に頭の片隅にあるような生活でした。心休まる時間が必要でした。」

スタジオに来てヨガをすると、頭がからっぽになり、受験のストレスも、勉強による脳の疲れも完全にリセットされると感じていたのだそうです。

「受験勉強は頭を使うと同時に体力も消耗します。ヨガで集中力を取り戻し、効率的に勉強することが出来ました。しかもアサナで肉体を鍛えて解放し、シャバアサナで心を落ち着かせて、毎回心身ともに再生されると感じていました、」

疲れとストレスをリセットして、ゼロに戻して、そして再生する。
そうした好循環が美月さんの中に生まれ、ヨガとの向き合い方が変わって来たのだそうです。

そして無事、第一志望の大学に合格されました。

コロナ禍で呼吸の大切さに気づく。
すると、自分の心に向き合えて、
そのままを受け入れることができた。

その後も週1回のレッスンにはコツコツと参加していた美 月さんですが、
今度は大学3回生となったタイミングでコロナ禍に見舞われます

「コロナ禍で、精神的な辛さや孤独感が高まっていたし、就職活動での苦戦で疲れも感じていた時期でした。だからレッスンがリモートになり好きなタイミングで自分のペー スで参加できたのはうれしかったです。」
スタジオヨガ・ファイン!では2年前から朝夜フリー参加のオンラインレッスンを始め、美月さんは積極的に参加されていました。
「それまで、ポーズがうまくできないことや思うように動けないことに対して自分自身の中 で戸惑いを感じていた部分がありました。そんな時ふと、いつもYUKARI先生が仰っている言葉を思い出しました。
『ヨガは呼吸が大事』
「『しんどいなと思ったら、ふーっと息を吐いてシャバアサナ』
とは、どの先生も常に言われている言葉でした。
その時に、そもそもヨガは自分の身体と心のためにするもので、自分の心と向き合い、 それをそのまま受け入れることであると気づいたのです。 」

それからは煮詰まった時やしんどい時は、家でもヨガをして身体と心をほぐしていたそうです。

「身体の芯から心まで全てをリフレッシュすると身体が軽くなり、『余計なことを想い煩わずに自分のペースでやれば良い』という考えに行きつき、心や頭もスッキリとキレイに大掃除できます。
ヨガをする度に心身の換気を行うことで精神的な重荷やストレス を緩 和することができます。今もそうですが、特に就職活動中、ヨガは 心の拠り所になっていました。」


そうして就職活動も実を結び、チャレンジしたかった仕事に就くことが出来ました。

ヨガは心のよりどころに。
内面の変化が美しい姿勢に現われて。

美月さんは、 吐く呼吸を黒いストレス、吸う呼吸を輝くエネルギーとイメージされているそうです。「そうイメージして呼吸をすることで、心身は換気され前向きになります。今の私にとってヨガは自分を異次元へと誘ってくれるもの。欠かせない存在となっています。」
今では呼吸に集中することで、アサナの完成度にこだわらずに動けるようになり、ヨガをさらに好きになったそうです。苦手だったアサナも心地よさを感じるまでになりました。

         

姿勢の悪さを改善したい」と始めたヨガでしたが、別人のように、今では美しい姿勢で瞑想を行う美月さん。ヨガに対する気持ちの変化が 体にも現れているのだと、改めて心と身体の繋がりを実感させていただいています。
5年以上ヨガを続けて、ようやくヨガの神髄に気づけたと美月さん。これからも内側と対話していつも静かな湖面のような心情でありますように。ますます心身ともに美しく、その輝きを放ってくださいね。

●和田夏音さん(北野田スタジオ)

部活が終わって
運動不足解消に。

2022年春に見事志望校に合格し、今は「大変」と言いながらも充実した高校生活を送っている夏音さん。少しお話を伺いすることが出来ました。

「中学2年生のときに、お母さんと一緒にレッスンに通い始めました。その頃は学校のクラブ活動が減っていて、ちょうど運動不足の解消になるなと思いながら通っていました。」

10代でヨガを知ることの大切さ。
身体のほぐし方が学べるし
頭がすっきりして勉強に向かえる。

「レッスンに参加して体を動かすと、足のむくみが楽になって、肩のコリも解消されるし、勉強で疲れた頭がスッキリして、気分転換になっていました。体のほぐしかたを知ることもできました。」

「レッスンを休むこともあったのですが、その時は体がしんどいと家で話していました」と
お母さんの早希子さん。
「私自身がヨガを始めた時に、『もっと早く知りたかった』と思ったので、10代のうちにヨガを知ってもらえたのはよかったと感じています。」

スタジオではマスクを外すのは恥ずかしいと、つけたままの写真撮影となりましたが、満面の笑顔で快く引き受けてくださり、こちらも幸せな気持ちにしていただきました。お母様の早希子さんもありがとうございました。
これからもスタッフ一同、さまざまな形で若い方々の肉体面・精神面のサポートをさせていただき、身体と心の健康、幸せづくりに貢献・精進していきます。

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