感情の便秘のお話

   

 

お久しぶりです。

こんにちは、石田里美です。

 

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長くヨガをして来て

私がなぜ感情から見た身体の状態に注目し

その感情をゆるやかに受容するアサナ(ポーズ)を

生み出そうとしているか、といいますと

 

もともと感情的な人なのに

それを出さないことをよしとして

生きて来たからです。

 

感情便秘になると

感情たちが身体の中でうごめいて

出口を求めていずれ爆発します。

 

毎日溜めないで出すことが

大切だとわかっていても

これがなかなか難しいので

出すよりも

どんなにひどい感情を持っていたとしても

 ゆるやかに受容する

ことが、スムーズな下剤となることを

お伝えしたいからです。

 

 

私自身、あちこちで頭を打つ体験を

繰り返しながら、一方で

 

ヨガの生徒さんたちを観察し

 

寂しいときはカラダのここが硬くなるようだ

怒りが溜まるとここが緊張するんだな

 

と次第にわかって来ました。

 

人の身体って、心ってなんて

素直で可愛いのでしょう。

 

 

19世紀末に、アメリカの心理学者・哲学者の

ウイリアム・ジェームスは

「何らかの刺激が認識されると、

まずは内臓を中心とした身体反応を起こし、

その反応の信号が脳に送り返されることで

感情体験が生じる」と言いました。

 

たとえば、上司に叱責されるという刺激が入ると、

まず胃が痛む、

次にこの反応が脳に送られて

クヨクヨもやもやとした感情が

生まれるということです。

 

内臓だけでなく、自律神経、各種ホルモンなどの

反応が束ねられ統合されて、

背中がかゆい、とか腰が痛いとか個別の身体感覚を始め、

身体がだるい、軽い、興奮している、緊張している、

など身体全体の感覚を持つことができます。

 

こうした内部の感覚を信号として

脳に送られたとき、

感情の色が与えられます。

(※具体的には側頭葉と頭頂葉を分ける

外側溝にある脳皮質・ライル島がその働きを担っています。)

 

すっきりしてたのしい気分だ

気分が悪く憂鬱だ

不安が掻き立てられる

など。

 

身体が先。

ヨギーにとってもすごく面白い説です。

 

身体を調えて、内部感覚を温和にすることが

なだらかな感情を呼び起こすことになるのです。

 

意識や心って

私たちが経験する身体感覚を

私たち自身がどのように解釈したかの

結果なのかも知れません。

 

身体にかかったカギを開けて

内部感覚を探る旅に出てみませんか。

pix夕空10人くらいの人影

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